「おかーさん、あんなー40までの数で〜、ずーっと半分こしてったら最後に1になるのは何と何やと思う？」
「2」
「えーそんなん小さすぎるわ、二桁のやつで！」
「え〜･･･寝る前にめんどくさ。そうやな、偶数やろうけど」
「偶数？」
「2の掛け算」
「ふーん･･･でも全部とちゃうで？38やとー半分で19やもん。もう半分こできへんやん」
「8.5？」
「そんなんあかんし。それにゼッタイ1になんかならへんやんか」
「せやなー」
「えーとうーんと。。。」
「2の4の･･･32？」
「あ！そうや32やったらできる･･･他には？うーんとぉ」
「最後を1にしたいねんから･･･」
「そっか、ほんなら2やろ、2+2で4、4+4で8、んで･･･、16、32、64、128、えっと256？･･･そうそう256、あってる、512、1024、2048･･･」
「そうやね、2を掛けて掛けてしてったらええね」
「うん、ボクそうやと思ってやってみてん」
「そっかーやるなぁ」

この後、何やら計算しながら寝てしまいました。お前はどこの数学者だ！

これ、2^nの計算ですよね、結局。この年齢でその面白さに惹かれるとは･･･。
ううん、王子2桁×1桁のはもう出来るの知ってたんですが･･･やるなぁ〜。
･･･が、何も寝る前にやらんでも
時々小難しい足し算をふっかけてきては、自分で暗算できずに答えがわからなくて困っていたり。ならふっかけるなって話ですが、問題を作るのが楽しいらしい。
寝る前によくこういう問題を出されます･･･。

割り算と分数の概念もぼんやりと理解してきたみたいなんだけど、実は時計を読むのがすごーくニガテで、8：45から9：15までと8：45から9：45、どっちが「長い」のかすぐに分からなくてものすごい困り顔に
この凸凹、ほっといて良いものなんだろうか･･･。
ちなみに、ブロックで何か作るのは得意なのに、図形問題がニガテです。3Dはわかっても2Dに落とすのがまだまだヘタっぴーなのかな、面白いもんですね。

夫のヒトは数学が好きだったそうなのですが(ワタシは好きな単元と嫌いな単元があったなぁ)、王子もその血を継いだのかな？数値や式に置き換えるのが好きみたいだし。(面白いんだって。気持ちは分かる)

知りたがりの王子に色々教えてみたり本を渡してみたりするのですが、夫のヒトは時折にがーい顔。8歳のうちにできるもっと面白いことをやれとか。そんなに詰め込むなとか。

ええ〜？

けど王子外で遊んでるし。習い事もサッカーだけだし。チャ○ンジは好きでやってんだし。ビー○もワタシにねだりまくったんだし。本も好きだし、図鑑の類なんて食い入るように見ているし。(世界の変わった植物の図鑑とか･･･今はいいのが色々ありますね)

子どもの面白い！とかやってみたい！これ何？を大人が制限したりどうこう言うことはないような･･･？危ないとか大人になってからイヤでも分かるようなことは「待て」って納得いくまで言って聞かせてるんだしなぁ。。

好奇心は満たされるに越したことはない、と思うんですけども。

そんな王子はやっぱり「理科が一番楽しみ！」だそうです。そうだろうそうだろう、母もダイスキなんだよ〜

このまま「好奇心一杯」の楽しい大人になってくれるといいなぁ〜。