2009年02月10日

AutoCAD:クイック選択とフィルター

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オブジェクトの選択方法には色々ございますが。
クイック選択(Qselect)とフィルター(Filter)による条件指定選択についてちょろっと。
LT2009にて確認

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■AutoCAD:FilterとQselectの違い
FilterとQselect、微妙に違います

□Qselect
・ほとんど全てのプロパティにアクセスできる
・現在のタブ内のオブジェクトのみ選択できる
・前回の選択条件を保持できない
・複数条件を一度に選択できない
・選択セットから除外が正常に動作しない
ないないづくしですが、こっちじゃないとセットできない条件が色々あります、、

□Filter
・アクセスできるプロパティが限られている
・図面全体から選択できる
※Filter実行→allで図面全体から選択できる。モデルタブとレイアウトタブ双方で一気に処理したい場合に便利
・前回の選択条件を保存できる
・複数条件によるフィルタリングができる
プロパティに制限があるのが難点ですが、使い勝手は良いと思います。

□共通点
・オブジェクトプロパティ管理と連携できる
・コマンドラインから制御できない
・コマンド途中で割り込み可能
ダイアログなのでコマンドラインから制御できないのです、NO---!

■オブジェクトプロパティ管理との連携
1)オブジェクトプロパティを開いておく
※選択後に開いても良いです
2)クイック選択若しくはFilterを実行
→図面全体を選択したいときはFilter→allで、現在のタブのみのときはQselectかFilterで選択範囲を指定
→SelectコマンドでFilterを割り込み実行しても連携できません!Filter単体で実行します
3)適宜変更します

□(参考)オブジェクトプロパティ管理での変更とプロパティ変更コマンド(Chprop)とチェンジコマンド(Change)
オブジェクトプロパティ管理は全てのプロパティにアクセスできますが。
同じプロパティをもつ要素を複数選択した場合に「*各種*」なんて表示されたりしてしまい、思うような内容確認や編集をできないことがorz
文字列を扱う場合、文字スタイルを変更すると幅係数がリセットされてしまいますので注意が必要です。
Chpropは[色(C)/画層(LA)/線種(LT)/線種尺度(S)/線の太さ(LW)/厚さ(T)/マテリアル(M)/印刷スタイル(PL)/異尺度対応(A)]にアクセス可能で、オブジェクトプロパティ管理でのあのボックスがじゃまくさい時に有効です。
Changeは古いコマンドですが、Chpropに加えて位置変更が可能。
又、文字列を選択した場合
挿入位置・文字スタイル・高さ・角度・文字列内容
が変更できます。ただし、文字スタイルを変更すると幅係数はリセットされますので注意です。これは文字スタイルに幅係数もセットで登録されているためで、幅係数はそのままに文字スタイルだけを全て置き換えなんて場合はそれこそDXFレベルでの編集が必要になってくるのではと。…面倒ですよねぇ。どうにかならんもんでしょうか。

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