2008年09月18日

LT2006→LT2009:追加になったコマンド/システム変数

追加コマンド/システム変数
追加になったコマンドとか変数とか。変更になっただけのはまたおいおい。
作図補助/ツールバー
画層関係
出力/書き出し
ブロック
イメージ/外部参照関係

適宜追加
個人的なメモであって当然不完全です
作図補助/ツールバー
・オブジェクトスナップトラッキング(OTRACK):オブジェクトスナップを起点としたトラッキング。
自動取得、Shiftで取得の2通りで起点を取得できる。Shiftで起点を取得する場合は、
cui(えんた)キーボードショートカット→一時優先キー→直交モードを切替『Shift』を削除or変更
[使い方]
1)基準にしたいオブジェクトの起点付近にマウスカーソルを合わせる
2)グリップの「中」に「+」が表示されたらトラッキング開始
※認識するスナップ点は適当に設定(ステータスバーのOTRACK上で右クリックして必要なモノをチェック)
・クイックプロパティ
オブジェクト選択時に簡易プロパティを表示する機能。
・SteeringWheels:マウスジェクチャによるズーム、移動。
・ダブルクリックアクション:オブジェクトをダブルクリックした際の動作をカスタマイズ可能
→(LT)2007から追加になった機能
・リボン:Vista仕様のリボンパネル。追加されてないものも多いので正直使わなくて良いと思う
→ribbon、ribbonclose、ribbonstate
・クイックアクセスツールバー:画面左上「A」ボタン(メニューブラウザ)横のツールバー。常に表示される。
→Windowsのクイック起動みたいな感じ。ココを右クリックでツールバーを表示させたりする

画層関係
現在画層に追加、などが標準コマンドに。
・layerclose:画層プロパティ管理パレットを閉じる
→旧画層プロパティダイアログは『classiclayer』で表示可能
・classiclayer:旧画層管理ダイアログを表示。『適用』とか『OK』で操作されたい方はコチラ。
・laymrg:画層合成。元画層は削除されます。
・laymch:選択オブジェクトを『指定』画層に。オブジェクト選択で画層を指定することも可
・laycur:選択オブジェクトを『現在』画層に。
・layiso:指定画層以外非表示orロック。非表示orロック画層の表示状態を設定可。
・layuniso:layisoで変更した表示状態を元に戻す。
・copytolayer:オブジェクトを『指定』画層にコピー
・laywalk:指定画層以外を非表示
・タッチオフ関係:layfrz、laythw、layoff、layon、laylck、layulk
・画層プロパティコマンドラインオプション:マテリアル(MAT)、説明(D)、正規画層(E)
・layerstate:画層状態管理。独立コマンドになった模様。
・laymcur:選択したオブジェクトを現在画層に。『ai_molc』から変更になってます。注意。
・layereval:一時画層(外部参照などから読み込まれて追加された画層)フィルタリスト更新のタイミング
→layerevalctl=0のときは無視されます。注意。
・layernotify:一時画層が見つかった時の警告のタイミング
→layerevalctl=0のときは無視されます。注意。
・layerevalctl:0or1。一時画層フィルタ関連のコントロール。0のときは関連変数も「0」とみなされるので注意。
・laylockfadectl:ロック画層オブジェクトの表示をコントロール。

出力/書き出し
目玉はレイアウト→モデル変換でしょか
・exportlayout:レイアウト→モデル変換。2007形式保存となるので注意。
・exporttoautocad(aectoacad):『分解された』プロキシACEを含む図面を書き出し。Object Enabler が使えない場合に有効

ブロック
・ブロック編集(bedit):ブロック編集エディタ。カスタムプロパティからダイナミックブロックの各種設定まで。

イメージ/外部参照関係
アタッチ・アタッチ解除ができるようになったですね。
・イメージアタッチ(imageattach):イメージ参照ファイルを指定してアタッチ
・イメージアジャスト(imageadjust):イメージの明るさ、コントラスト、フェードの値を調整して、イメージの表示をコントロール
・イメージクリップ(imageclip):クリップ機能
※アタッチ解除はイメージ参照もしくはコマンドラインから


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