2008年07月16日

WinXP:コピー・切り取りしたデータの再利用

OFFICEクリップボードみたいなことが他でもできたら便利なのになぁとかそんなとき、クリップボードを保存すれば再利用できたりします。
2008.07.22 ちょっと加筆・・・
クリップ(必要な情報を切取って保存すること)には「一時保存用」の『クリップボード』と拡張機能の『クリップブック』があります。
内容確認は双方「クリップブックビューア」で行います。

■クリップボードの保存
スタート→ファイル名指定して実行→clipbrd
(通常はSYSTEM32の中にありますです。検索してショートカット作っておくと便利です)
clip01
クリップブック起動→ファイル→名前をつけて保存

■再利用の方法
1)クリップブックを起動→開く
クリップボードに何か入ってた場合は2)へ
2)クリップボードの中身を削除しますか→はい

コレでクリップボードの中身が入れ替わった、つまりコピーデータの中身の入れ替え完了。
ということでお好きなところに「貼り付け(ペースト)」してくだされ。
データ量が大きくなるのでご注意を

■表示の切替え
クリップボードの中身によって表示方法色々。
表示メニューから適当に選んで確認を。

以下、『クリップブック』についてちょろっと。クリップボード機能だけで十分な場合は特に必要ないですが。

■クリップブックって何さ?
クリップボードの拡張版。ページ保存とか共有とかできる。Officeクリップブックの機能拡大版のようなもの。
種々の表示方法があるので、表示を切り替えて保存されてる内容の確認ができる。

■クリップボードってそもそも何?
ソフト間でデータ互換するための機能で、クリップ(コピーor切取り)したデータの一時保存場所。
毎回書きかえられちゃいます。
クリップブックビューア(clipbrd.exe)で拡張子clpとして保存・再利用可能。

■Win2KとWinXP/2003Serverの違い

Win2Kではそのまま使えた「クリップブック」機能(クリップボード機能にあらず)ですが、WinXP/2003Serverでは
・ドメインに参加・した上で
・ClipBook
・Network DDE
・Network DDE DSDM
の3つのサービスの開始が必要です。
セキュリティリスクが高くなります。自己責任でお願いします。
ピンとこない方は忘れてください
勿論このサービスを開始しなくても「クリップボード」機能は当然有効で、拡張子CLPのデータを保存・再利用できます

14:20│PC周辺種々雑多 | |blogram投票ボタン|日コマ雑記帖