2008年04月09日

AutoCAD:外部参照とバインド

■外部参照
他ファイルをリンク参照する機能。
上書き:該当図面「のみ」でリンク参照。
アタッチ:リンク参照。
Aに「上書き参照」されたBは「A」を外部参照した「C」からは見えません

これはネスト(入れ子)参照したときに「サーバからの二重呼び出し」を防ぐための機能です。
「他図面にさらに外部参照される可能性」が「ない」場合は「上書き」でよいでしょう。
■上書きとアタッチの切替
xref(外部参照管理)(えんた)で表示される「状態」(アタッチor上書き)をダブルクリックで切り替わります。

■バインド
外部参照した図面を取り込む機能
・挿入:同一名称のレイヤはその中に
・上書き:同一名称のレイヤは$0$等の記号付で新規に作成
通常の合成の場合は「挿入」がオススメです
挿入後「分解」した場合は「purge(名前削除)」をお忘れなく

■こういうときに
・(LT)2002以下で「画層フィルタ」が沢山あるとき
→新規図面に外部参照→バインド(挿入)→分解→purge(名前削除)
・コピペだと重い、変更の可能性がないでもない
・同一平面を複数図面で使ったりする
・メール送信時のデータサイズ制限にひっかかってしまうので適当に分けておきたい

他の方に渡すとかそういう場合は合成が原則ですが。

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