2008年12月04日

AutoCAD:履歴と保存場所

AutoCAD上での履歴(MRU List)の保存場所。
実はユーザープロファイル内なのでございます。
『C:\Documents and Settings\【User】\Application Data\Autodesk\【バージョン名】\R14\jpn\Recent』とは別モノなのでこっちはこっちで片付けてくださいまし

2008.12 ちょっと追記

どうしても消えない履歴があるですとか、どうしても消したい履歴があるですとか。
そんな場合に
以下レジストリの記述です。自己責任でお一つ。
LT2006/LT2009での記述です。他バージョン実機未確認です御容赦を。
レジストリ?MRU?と仰る向きには不親切極まりないメモ書きとなっております。ご了承ください。
<

■MRU Listって?
使ったり呼び出したりしたファイルの履歴のこと。
別に害はないですが、気になるひとは気になるのかも

■ユーザープロファイル
ログインユーザー、もしくは設定プロファイル毎に保存されてます。
ツールバーの位置だのダイアログ関係の情報だの色々格納されてます。
調子良い時なんかにバックアップとっておくと良いかも

■プロファイルのキー
LT2006:HKEY_CURRENT_USER\Software\Autodesk\AutoCAD LT\R11\****\Profiles\【プロファイル名】
LT2009:HKEY_CURRENT_USER\Software\Autodesk\AutoCAD LT\R14\****\Profiles\【プロファイル名】
※『****』は環境によって異なるようです
※【 】内にはプロファイル名が入ります。「名前のないプロファイル」とか

■MRUListが含まれるキー
ユーザープロファイル内【Dialogs】以下にあります。
※全部じゃないですよ、主なものだけ
ButtonEditDlg:マクロ用ボタン編集画面
CustomizeDialog\MRUFiles:カスタマイズダイアログのカスタマイズファイル履歴
WMF ファイルを作成:WMFファイル書き出しダイアログ
write_block_dialog:ブロック書き出しダイアログ
図面に名前を付けて保存:名前をつけて保存
図面ファイルを参照BlkDlg:ファイル参照
キー?値?何ソレという場合はこの記述はお忘れ下さい
削除前に書き出して保存するなどしておいて下さい

■履歴が悪さするとき
MRU自体はまず悪さなんてしないですが(単なる履歴だからね)、なくなちゃってるフォルダやファイルをしつこく見に行ってしまったりして不安定になる、なんてことがたまにあります。
外部ツール使ってMRUリストを一掃するという手段もありますが、どのダイアログが分かってればレジストリエディタやレジストリツールで処理できます。(自己責任ですが)
使い方なんかははレッツ検索ということでヒトツ(うっかり何かあってもコチラではどうしようもないですので・・・)

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