2007年02月15日

AutoCAD:ハッチング覚書 その2

ハッチング覚書 その2:ちょっとだけ図解

■ハッチングとPickstyleと自動調整
自動調整ハッチングと非自動調整がありますです。
違いは
↓ ま、こんな感じです。
Ha2

■境界の保持とPickstyleと自動調整

ハッチング境界が作成されるかされないか、というコトなのですが。
自動調整ハッチングの場合、Pickstyleの値によってハッチング選択時に「境界」が含まれるか否かが変わってきます。
↓こんな感じ
Ha3

このため、以下のようなコトが起こっちゃいます。

↓ハッチングをクリックして削除すると・・・?(options-選択タブ 自動調整ハッチングON)
Ha4

↓もちろん、境界選択されなければ無問題(options-選択タブ 自動調整ハッチングOFF)
Ha5

なので、自動調整にするのであれば、境界は保持しておかれるコトをオススメします

■境界の保持と非自動調整

非自動調整の場合、「ハッチング境界」はオブジェクトとしては生成され「ません」
いや、領域としては記録されてるんですけど。オブジェクトとして認識は「されない」んです。
そしてその領域の記録は「境界の保持」のチェックの有無には「関わりません」
なので、別に気にしなくても挙動は変わらないです。

(LT)2006以上であれば自動調整に変更できます
→HATCHEDIT(ハッチング編集)コマンドで「境界を再作成」して「自動調整」をON

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