2007年01月06日

日コマ事件簿:帰省編2007その1

帰省、それは民族大移動であると同時に日常一コマ事件の温床でもあるのです・・・。(そうか?)

2006年12月末日

よく晴れたその日、ワタシたちは一路夫のヒトの実家へと向かっていた。
実家は幹線道路に程近いものの、手近にあるのは乗換にちょいと便利の悪い第3セクターの終点の駅という環境のため、数年前までは高速バスを利用していた、のです、が。

狭いは混むわ遅れるわでロクなコトがなく。
最近は車で小一時間ほどのJR線の駅までお迎えをお願いしているのです。

これだと、全行程で2時間弱。
電車好き車好きな王子も大満足で快適な小旅行になるので。帰りに、買出しなんかもできたりしますし。

で、ついで昼食を済ませ、御節の支度を手伝いつつお留守番をしていたその時、最初の事件は起こったのです・・・。

日コマ事件簿:帰省編2007 act1.突然の知らせ


午後三時半過ぎ。

細々とした物や灯油などを仕入れにお義母さん夫婦と王子は仲良くお出かけをしていた。
ワタシは御節の支度を手伝いつつ、お義母さんたちではもう掃除がし難い電灯等の塵払いをしていた。
殊にキッチンの電灯は年季及びヤニと油と埃と歴史の垢にまみれてヤケに気合が入っている。
どうしたものか、と一考の末、先ほど「凶悪!鍋底の黒こげ執拗型」を見事一掃してくれた重曹さんにお手伝いを願うこととし、夫のヒトに傘を外してもらって寒風吹きすさぶ庭先でゴシゴシこすったりしていた。

その美しい仕上がり及び煮あがってきたお煮しめに満足しつつお茶をすすっていると、心臓を軽く跳ねさせてしまう程度の音量を持って電話機が鳴り出した。

イヤな予感にとらわれつつ―こんな時期の電話にロクなモノはなかろう―受話器を上げると、お年を召されたご婦人が電話口から語りかけてこられます。

お上品な老婦人に、義母さんの不在を伝えましたところ、

伝言を。

とのことで急いでホワイトボードを手元に引き寄せましたらば。

不幸があった

とさらっとおっしゃるではございませんか。
いやあの、○に住んでる○ちゃんって言えばわかるから、とかってそんなさらっと頼まれたって困ります。困りますってば。っつか、そんなさらさらさらさらしゃべらないでくださいまし、そんなご親族の方、ワタクシ存じませんってば(泣)

只ならぬ気配に腰を上げた夫のヒトに、「○さんとか言う方が急にお悪くなられて亡くなったんやって」と、顔面にどないしょー!と記載しつつ報告すれば、玄関先で世間話しとるみたいやで、と報告だけしてくださったので、「お連れになっていらして?」と指令を飛ばしたりしつつ、電話口の話も聞きつつメモも取りつつ。

で、慌てて飛び込んできたお義母さんに電話を替わり・・・。

コタツにへたり込んだその頃には、お茶もお茶を飲もうという気持ちも冷め切っておりました。

 

そんな御節どころじゃないのでは、という状況でそれでも御節を詰めて夕餉の支度をし、切れた電灯を付け替えて。

夕刻、顔を出しに行かれるお義母さん夫婦を見送りました。

 

・・・これが、最初の事件でした。



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